日本の社会って、一度で完成形を求める事が多い。
それは、一度で完璧にならないことを恥として、“失敗”が一つ増るかのように捉えがちだから。
例えば、英語を理解している人が多いのに、話せない人が多いのもいい例です。
母国語じゃないんだから、間違えて当たり前なはずなのに。
とにかく『間違えずに』話すことばかりに気持ちがいってしまって、
いざ目の前の人と【会話する】という、一番の目的を忘れてしまう。
ところが、海外に行ったらどうでしょ?
私は学生時代から海外の方と交流したり、外資系で働いた経験がありますが、
いつも感じてきた日本と海外の文化の違いとして、
『失敗』より『飛び込むこと』を重視する部分があるなと、思います。
結果オーライ、まずはやろうよ!みたいな。
そして、彼らは少しでもかじったこと、経験したことは『私、〇〇が出来ます!』と堂々と言います。
まるで他人と違う=優れていると言わんばかりに。
そして、もしそれが自分にあわなければ『経験を積んだ』と認識して、次の新しいところに進んでいく。
翻って日本の文化の中で暮らす私達として。
結婚相談所の立場として。
日夜頑張る皆様を見ていると、
婚活(お見合い)が思うように進まない方って、真面目な方多い。
なぜなら、もしお見合いが一度で上手くいかなかったら、人生の失敗のように大きく構えすぎるから。
とにかく‟飛び込む”前の入念な準備が、時に度を過ぎているように見えます。
あるいは、【結婚=恋愛結婚が一般的(理想的)】だと思ってしまい、
お見合いをしながらお相手を探すという方法は、周りの人と違うから‟恥ずかしい”と思ってしまう。
(だから、活動を家族の方にさえ言えずに頑張っている方も多い)
果たして本当にそうでしょうか?
世の中に、あらゆる分野でこれだけ選択肢が溢れる時代になって、
結婚だけはいつまでも『恋愛で』とか、お見合いが『一発で』決まるものとか、思い込み過ぎてませんか??
まして、プロフィールを見ただけで一発で理想の相手と巡り会うなら、もう普段の生活で出会ってますって!!
これを読んでくださっているあなたも…。
深く深く考えすぎてませんか??
もっと肩の力を抜いて良いんですよ!!
結婚相談所でのお相手探しなら、選択肢がたくさんあるじゃないですか!
紹介されたり、あるいは自分で選んで、そして時にはお相手から選ばれて
出会いの機会を広げていく。
親や知り合いから紹介されたお相手とのお見合いじゃないし、変に気を使う必要もない。
そこはお相手探しのプロと活動するんですから、もっと気持ちを大きく、楽しんで良い!
いくつもの出会いを経ていく事は、『失敗』ではなく『経験の積み重ね』。
それで最終的に理想のお相手に出会えるなら、言うことないじゃないですか!
そう思えるように、早めに『失敗した―(^^;)』と思うような経験をすると
開き直り出来たりするんですけどね(^-^)